日本や中国の歴史が好きです。モヤモヤした気持ちやうまくいかない時などに、今まで書物や語り継がれてきた歴史の言葉を読み返してみると、自分の気持ちの持ち方、考え方、心のあり方を客観視して、一旦立ち止まって考え、行動するきっかけにすることが出来ます。
長い年月をかけて先人から受け継がれてきた言葉は重みがあるため、今の時代のように溢れている情報よりも心に響き、迷った時の道しるべになっています。
今回は私にとってあるべき人間性、生き方の参考になる「論語」から選んでみます。
もくじ
生涯かけて行う価値のあるもの
論語は2500年前、日本では縄文時代の頃、中国の魯(ろ)という国で生まれた思想家・多くの弟子たちの先生である「孔子」の言葉であり、弟子達が孔子の教えをまとめたものが全部で512あるといわれています。
戒めになる言葉、悩んだり迷った時の道しるべになる言葉が多くありますが、心の中にスッと入ってくる言葉がいくつもあり、人としての基本的であるはずの心構えのよりどころになる論語が小学生でも理解できる言葉で説かれています。
・「己の欲せざる所、人に施すことなかれ」
(おのれの ほっせざるところ、ひとに ほどこすこと なかれ)
・・・自分がされたくないことは、周りの人にもしないように
あるとき、弟子が「一生かけて行う価値あるものをたったひとつの言葉で表すと何でしょうか?」と尋ねると、
孔子は、「それは思いやりです。自分がされたくないことは、人にもしないように」と答えました。
理解することと実行することの違い
自分がされたくないことは、周りの人達にもしないようにする。この言葉はみんなが理解できるものですが、これを実際に出来ているかといえば、なかなか出来ません。理解したあと実行に移すのに壁が高く立ちはだかっているようです。
普段の生活や仕事で私がされたくないことは、モヤモヤしてやりきれない気持ちになることです。
・納期や約束を守らない
・挨拶をスルー
・靴を揃えない
・問い合わせに対して回答しない
・匿名で誹謗中傷
・価値観を強要されること
・同調圧力をかけられること
などがありますが、これらを周りの人にしていないか振り返ってみる必要があります。
されたくないことをしない。このことを出来ないままでいるのではなく、出来るように「己の欲せざる所、人に施すことなかれ」の言葉を思い起こし、実行していけるようにしていきたいものです。
ただ、「思いやり」ということを考えすぎて、行き過ぎた思いやりは、相手や周りのみんなにとってお節介になってしまうこともあり得ます。自分自身も気疲れしてしまうこともあるので、気遣いし過ぎずにバランスをとることも必要なのかなと考えています。
まとめ
論語の中から、一生かけて行う価値のある事、自分がされたくないことは、人にもしないようにする思いやりを取り上げました。先人の言葉を読み返し、不安や不満との向き合い方を学び、生き方に活かしていきたいものです。
■編集後記
今日は法人決算、個人事業のお客様の月次チェックを中心に過ごしています。
子ども(8歳)の夏休みは8月21日までです。
最近は朝一緒に走っています。神社の階段200段ダッシュや10キロの距離をゆっくりですが走り抜く姿にびっくりしました。夜20時30分には爆睡です。